呪われた村で怪物からひたすら逃げ回るサバイバルホラー「Harvest Hunt」，5月22日のリリースが決定。Steamではデモ版公開中

　パブリッシャのNeonhive Gamesは，イギリスのVillainous Games Studioが開発する「Harvest Hunt」を2024年5月22日（日本では5月23日）にリリースすると発表し，最新トレイラーを公開した。
　対応機種はPC（Steam）で，現在，Fulqrum Publishingのパブリッシャセール「Lovecraftian Days」が行われているSteamのストアページでは，期間限定のデモ版が公開されている。

「Harvest Hunt」公式サイト

　「Harvest Hunt」は，黒死病（ペスト）の蔓延によって孤立したルナ・ノバ（Luna Nova）と呼ばれる村を舞台にした一人称視点のサバイバルホラーだ。ルナ・ノバは過去の秘密を抱えた呪われた村であり，悪夢のようなモンスターが徘徊している。プレイヤーは，村を守るため村長に選ばれた「監視者」（Warden）として，生き残りに必要な資源を集め，迷路のような農地を進み，地獄を思わせる夜を生き延びていくという。


　ヨーロッパ各地の民間伝承をベースにしたという本作は，基本的に，ひたすら逃げ回るとタイプのゲームであるようだ。とはいえ，タロットカードにインスピレーションを受けた「運命の囁き」（Destiny's Whispers）というシステムが用意されており，デッキを組んでスキルとツールを調整し，怪物に対抗していく。
　カードがゲームに与える影響は大きく，デッキのバリエーションが豊富であることから，本作のリプレイ性は非常に高いとのこと。

　公開されたトレイラーを見る限り，グラフィックスはラフで，それがゲームに迫力を与えているようだ。プレイヤーは，それぞれ独自の物語を持った，5つの容赦ない夜を乗り越えて，ルナ・ノバにかけられた呪いを解くのだ。


　Villainous Games Studioは，2019年にゲームクリエイターのMark Drew氏が立ち上げたインディースタジオ。2021年にリリースした小規模なホラーゲーム「Horror Stories: PLEASE COMPLY」に続いて，本作が2作めになる。2022年頃の制作発表以来，いくつかのインディーゲームイベントでアワードを獲得するなど，前評判は上々のようだ。
　残念ながら日本語には対応していないが，気になる人はデモ版をプレイしたり，ウィッシュリストに登録したりしておこう。