そのビルの11階は恐怖の館。「SOWON」のデベロッパが贈る新作「11F」のストアページがSteamでオープン

　インディーゲームデベロッパPUMPKIMが，新作「11F」のストアページをSteamで公開した。発売は2024第2四半期が予定されており，インタフェースとテキストが日本語に対応するとのこと。

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"I'll wait for you on the 11th floor. Until you come." Letter from a stranger from an unknown home. Please come to the mysterious 11th floor. New project due out in April.#pumpkim #11F #Steamgame #horrorgame #indiegame

— PUMPKIM (@PumpkimOfficial) March 12, 2024

　「11F」は，父親の葬儀後，11階建てのビル「Origin」の所有権を引き継いだという手紙を受け取った主人公が体験する怪奇現象を描く一人称視点のゲームだ。手紙の最後には，11階に来るようにと書いてあり，それに従った主人公はビルに足を踏み入れる。


　ゲームの詳細は明らかになっていないが，11階までたどりついたあと，プレイヤーは周囲を探索してアイテムを集め，奇妙な出来事がないかを調べ，それがあったら記録するという。家具やオブジェクトなどの環境を利用して問題を解決し，隠された手掛かりやカギを見つける。かつての住民の痕跡を調査し，彼らの経験を追体験しつつ，ここで何が起きたのかといった謎を追うのだ。なお，11階では用心深く沈黙を保つこと，そして「迷惑な隣人」（Our Troublemaker Neighbor）という本をしっかり読むことが重要だという。


　Steamで公開されたトレイラーやスクリーンショットには，猫のぬいぐるみのような奇怪な生き物や，空中を漂う魚，不気味なマネキンやベビーベッドなどが確認でき，ビジュアルはかなり独特だ。
　PUMPKIMは，理不尽なほど高難度の障害物レース「ALTF4」や，評価の高い3Dパズルアドベンチャー「SOWON：Dream Adventure」で知られる韓国のスタジオ。現段階で情報の乏しいタイトルだが，Steamのストアページではウィッシュリストへの登録が可能になっている。続報に期待したい。