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「Xbox Showcase」がシドニーで開催。Xbox One Xや今後の展開,最新タイトルがお披露目に
4Gamerでは昨日(9月19日),Showcaseに出展されていた「Forza Motorsport 7」(PC/Xbox One)の取材記事を掲載しているので,こちらも合わせてご覧いただきたい。
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「アサシン クリード オリジンズ」はgamescom 2017バージョンが出展されていた。大胆に刷新されたアクションやシステムについては,「こちら」の記事をご覧いただきたい |
1997年にリリースされた名作のリマスター作品となる「Age of Empires: Definitive Edition」(Windows 10専用)。グラフィックスの強化だけでなく,ユーザーインタフェースも改善されており,往年のRTSファンには感涙もの |
プレゼンテーションでは「Xbox One Xが目指したもの」として,「Power」「Compatibility」「Craftsmanship」を挙げた。これらはE3 2017の発表以来,さまざまな場でアピールされているポイントだ。こうした目標を達成したことで,Xbox One Xは「コンシューマゲーム機史上,最もパワフル」でありながら,従来のXbox OneやXbox One S,周辺機器との互換性を保っている。
続けて,「True 4K」「8+ million Pixels」「HDR」といったXbox One Xの強みを提示したGammill氏は,Xboxファミリーの最上位モデルを「キャンバス」と喩えた。Xbox One X上にさまざまなアート(ゲームや映像)が描かれることを目指したということだ。
また,今秋に実施予定のアップデート情報にも触れられている。その内容はXbox One Xのローンチに合わせて,従来のXbox OneからXbox One Xへの移行をスムーズにするものだ。
現在所有しているXbox Oneの設定を外部ストレージに保存し,Xbox One Xboxに接続すれば同じ設定が引き継がれるという。また,インストール済みのゲームの4K化パッチを事前にダウンロードして,外部ストレージやホームネットワーク経由でXbox One Xに転送することも可能になる。
さらにXbox One本体に保存されているゲームやアプリのデータは,ネットワークを介して別の本体に転送できるとのこと。
また,今後にリリースされるタイトルについては,当然ながらXbox OneやXbox One Sで動作し,基本的にはXbox One X向けに最適化(Enhanced)される方針であることも確認することができた。
日本市場では依然として,Xbox Oneの苦戦が続いている。そんな状況において,Xbox One Xの国内発売が世界同日に決まったことで,驚いていると同時にホッとしているXboxファンは多いだろう。「コンシューマゲーム機史上,最もパワフル」なマシンが生み出すゲーム体験,それを確認できるのは2017年11月7日だ。
Xbox One 公式サイト
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